“高所作業車使用時の現地調査と機種選定のポイント”

一般に高所作業車は、レンタル調達の比率が最も高い機種です。しかし、作業計画・機種選択を安易に行い、トラブル発生となるケースが多いのも実情です。適正な機種で安全な作業を行ってください。
【チェックポイント】

1)目標物の確認(施工する場所の高さ)
最大作業床高さ&作業範囲図のチェック=実際の作業現場の状況を確認し、高さに余裕をもって選ぶこと。

2)障害物の確認(作業車の活動範囲)
ブームの形状と作業範囲図のチェック=上空の障害物(架空線・看板・街路灯・樹木・土塀などの確認)。

3)作業場所の確認(アウトリガーの張出)
作業範囲図・アウトリガー張出寸法のチェック=張出し幅が充分に取れない条件では作業範囲が制限されます。

4)地表面の確認(地盤の状況の確認)
段差・傾斜・凸凹・軟弱地など、地表面の確認を!(地盤が崩れて転倒しないように)

5)積載物の確認(作業道具・材料の重さは?)
積載荷重と作業床寸法のチェック=定員と積載荷重の確認。オーバーすると、安全装置が働き動作を停止または規制がかかります。

6)作業者の確認(有資格者を選ぶこと)
最大作業床高さと資格証の確認=10m未満の機種は「特別教育」、越えると「技能講習」修了者でないと運転操作できません。

7)走行路の確認(車輌の運送経路のチェック)
機体寸法(輸送時の最大高さ)のチェック=極端に低いガードや門扉のチェックを!

その場に適さない高所作業車を使用することにより、作業に無理が生じ、事故に結びつく例が多く見られます。