車載式クレーン(通称ユニック)の便利さに甘えるな!

ユニック車は、活用範囲が広くよく使われますが、反面危険が伴うこともよく承知しておいてください。特に、コンクリート製品の据付け作業に使用されているケースをよく見かけます。過去の事故事例を紹介しますと……

1.道路の路肩や法面などスペースに余裕がないところで、アウトリガーを十分に張り出さずに過荷重となり転倒。
2.アウトリガーを出さずに、順次移動しながら吊り作業を行いバランスを崩し転倒。
3.微妙な位置合わせのため、吊り荷の真下やすぐ側に作業員が振れた吊り荷に当るケースや手足を挟まれる事故。
4.無資格者によるクレーン操作や玉掛け作業など、安易な安全管理の下での事故。
5.現場内の地面が不安定なところで、アウトリガーがのめり込み下敷きが外れ転倒。
6.作業スペースの関係で、架空電線や住宅などにクレーンが接触する事故。

◆問題は、ユニック車での作業を甘く見ていることです!
以上のように、様々な事故事例が発生するきわめて厳重にチェックしなければならない作業であるにもかかわらず、作業の仕上がり状態や付近住民への配慮を重視して安全面をおろそかにしているケースが多いようです。作業現場に合った適切な指示をお願いします。