建設機械(バックホウ)の危険範囲とその理由は?
-旋回半径+移動範囲+2mの認識-
  

 

平成5年のバックホウによる死亡災害は96件。6年も83件といずれも『建設機械災害』の第1位です。バックホウ(ドラグショベル、パワーショベル、ユンボ等呼び方はいろいろ)は様々な現場で使われているにもかかわらず、その危険性を良く理解していないのでは?という事例が相当見受けられます。



■主な災害事例(あなたもこんなヒヤリハットがあるはず・・・)

バケットに激突。

カウンターウェイトと障害物の間に挟まれる。

用途外使用による吊り荷作業や杭打ち作業による災害。(吊り荷の落下等)


■危険な理由(よーく回りを観察して下さい)

アームの旋回スピードは意外に早い。またその最大半径の見た目の倍ほど大きい。

オペレーターの死角は多い。しかも複雑な作業になれば操作に集中して回りが見えなくなりがちである。

掘削中などの作業時は周辺の足場の状況も悪く、とっさに逃げられない状況が多い。

作業中の騒音の中ではややもすればボンヤリし、声や機械音への反応が鈍くなる。

バケットの中の土砂や岩石、吊り荷が飛んでくることを予想せよ。

用途外使用は、無理な姿勢や作業を強いるケースが多いので危険性も高い。

散水車の水抜きを。(凍結によりポンプが割れるケースもあるため)



従って周辺作業者はバックホウとの共同作業には大きな危険性があることを認識して危険範囲に立ち入らず、誘導・監視員の指示や打ち合わせ事項を守り、安全に自分の仕事ができるように行動して下さい。